ドメインにハイフンは入れない方がいい?|SEOへの影響や歴史的な背景を調べてみた

ドメインにハイフンは入れない方がいい?|SEOへの影響や歴史的な背景を調べてみた - のアイキャッチ画像 Works

ブログやホームページを立ち上げるとき、多くの人が最初に頭を悩ませるのが「ドメインをどうするか」ではないでしょうか。

私自身、このブログを開設するにあたってドメインはかなり悩んだのですが、その理由の一つが「ドメインにハイフン(-)を入れるのはよくない」という意見を目にしたからです。

この記事では、実際に調べて見えてきた「ハイフンがダメと言われる理由」や、「最終的にハイフン入りドメインでこのブログを始めた理由」などを整理しました。

今まさにドメインのハイフンで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

この記事で分かること

  • ドメインにハイフンを入れることがSEOに与える影響
  • 「ハイフンはよくない」と言われるようになった背景
  • スマートフォンでの入力のしやすさについて
  • ハイフンに対する印象が日本と海外で分かれる理由
  • このブログがハイフン入りドメインを選んだ理由

ドメインの「ハイフン問題」に悩んだきっかけ

きっかけは、このブログの開設に向けて準備していたときのことです。

.comや.jpなどのTLDの違いはブログ運営にどう影響するのか、ドメインに使える記号は何があるのか、文字数はどれくらいがいいのか等を調べていたとき、「ドメインにハイフンを入れるのはよくない」という記事をネット上でたくさん見かけました。

このとき私は既に「seren-note.〇〇」というハイフン入りのドメインを取得しようと考えていたので、なぜハイフンがダメと言われているのか、実際のところはどうなのかを調べてみることにしました。

ハイフンはSEOに影響するのか

Googleの公式見解

まずよく見かけたのが、「ハイフン入りドメインはSEOで不利になる」という話でした。

しかしこれについては、GoogleのJohn Mueller氏が2023年にX(旧Twitter)上で「ハイフンを含むドメインがGoogleのアルゴリズムによって低品質だとみなされることはない」と明言しています。

また別の機会には「ドメイン選びで大切なのはキーワードを詰め込むことではなく、長く育てていけるブランドとしての名前を選ぶことだ」とも述べています。

つまり、少なくともGoogle側の発言を見る限り、ハイフンが含まれていること自体を理由に「ドメインが低品質」と評価されるわけではなさそうです。

「ハイフンはよくない」と言われるようになった背景

公式見解がこうであるにもかかわらず、なぜ「ハイフンはよくない」というイメージが根強く残っているのでしょうか。

調べてみると、検索エンジンの精度がまだ低かった2000年代前半には、無理やりキーワードを詰め込んだページやドメインが検索結果を意図的に操作する手法として広く使われていた時期があったようで、ハイフンで単語をいくつもつないだ長いドメインも数多く作られていたそうです。(例:buy-cheap-〇〇-and-〇〇-discount-coupon.com)

また、ハイフンを含むアドレスは詐欺やなりすましサイトなど不正な目的で使われてきた歴史とも結び付けられており、複数のハイフンが並ぶリンクを見ると身構えてしまう人も少なくないようです。

このあたりのイメージが、「ハイフン=古い・スパムっぽい」という印象として今も残っているのかもしれません。

スマホでの入力しやすさは気にするべきか

もうひとつよく挙げられていたのが「スマートフォンで入力しにくい」という理由です。

確かに、スマートフォンの標準キーボードではハイフンは英字タブではなく記号・数字タブの中にあることが多く、切り替えにひと手間かかります。

ただ、実際に自分がドメインを手打ちする機会がどれくらいあるかを考えると、そう頻繁ではない方がほとんどではないでしょうか。

もし毎日、何度も手打ちするのであれば、スマートフォンの辞書登録やキーボードのカスタマイズで対応する方が現実的だと思ってしまいます。(※ちなみに私のスマホでは英字タブにハイフンがあるので何の問題もありません)

他に「口頭で伝えにくい」という意見もありました。しかし、ドメインを口頭で誰かに伝える機会って、そんなにありますかね…?少なくとも私の場合、年に一回もなさそうです。

結局は「感覚」の問題?

SEOへの影響も、入力のしにくさも、決定的な理由としては弱そうです。となると、ハイフンを避けたくなる一番の理由は、「なんとなくかっこ悪い」とか「イケてない」という感覚的な部分が大きいのかもしれません。

日本と海外で分かれる印象

調べていく中で興味深かったのが、この感覚には言語による違いがある(ハイフンを使うのは日本人が多い)らしいという点です。

日本語は漢字・ひらがな・カタカナなど、文字の種類が変わることで意味のまとまりを視覚的に捉えやすい言語です。そのため、ローマ字や英単語が続く文字列を見ると読みにくく感じることがあり、そこにハイフンが入ると視覚的な区切りができるので、自然とハイフンを入れたくなってしまうのかもしれません。

一方、英語では単語の区切りにはスペースを使い、ハイフンは複合語など限られた場合に使うものという認識があります。ハイフン入りのドメインを見かける機会も多くないため、単語同士をハイフンで区切っていると「洗練されていない印象」を持つようです。

海外の複数のドメイン関連の記事でも、ハイフンのないドメインの方が確立されたブランドらしい印象を与えやすいという見方が紹介されていました。

個人ブログではどこまで気にするべきか

こうして見ると、ハイフンを入れるかどうかで一番差が出るのは、SEOよりも「見た目の印象」や「ブランディング」の部分のようです。

海外展開を考えているブランドや企業のサイトであれば、確かにハイフンを避けた方が無難かもしれません。ただ、個人が趣味で運営するブログであれば、そこまで神経質にならなくてもよさそうだ、というのが調べてみた上での結論です。

迷ったときのチェックポイント

  • 海外向けの展開を予定しているか
  • ブランドとして覚えてもらいやすさを重視するか
  • スマホで手打ちする頻度はどれくらいか
  • 人にURLを口頭で伝える機会がどれくらいあるか

このブログがハイフン入りドメインを選んだ理由

このブログは、最終的にseren-note.comというハイフン入りのドメインにしました。

理由はシンプルで、「seren(私)」「note(ブログ・雑記)」という2単語を、ひと目で区切って読めるようにしたかったからです。ハイフンなしの「serennote.com」ではnが連続する部分があるため読みにくく感じ、ハイフンで区切った方がスッキリ見える気がしました。

ただの個人ブログで、海外向けの展開も特に予定していないため、ブランディングの観点で無理に避ける必要もないと判断しました。

まとめ

ドメインのハイフンについて調べてみると、現在はSEOへの影響は気にしなくてもよく、避けるべきと言われる理由の多くは「印象」や「習慣」の問題だということが分かりました。

ハイフンありハイフンなし
SEOへの影響なし(Google公式見解)なし(Google公式見解)
見た目の印象好みが分かれる/海外では敬遠されがちすっきりして見えやすい
スマホでの入力一手間増える入力しやすい
希望するドメインの取得空いている可能性が高いすでに使われていることが多い

ドメイン選びで悩んでいる方は、SEOへの影響や入力のしやすさなどを心配するよりも、自分が本当に納得できる文字列だったり、読みやすさや覚えやすさを優先して選んでみてもよいのではないでしょうか。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

参考リンク

タイトルとURLをコピーしました